
令和7年5月16日。遅々として進まない北陸新幹線小浜・京都ルートの現状を打破するため、若狭地域・住民の決して諦めない固い意志を示すとともに機運醸成を図り、一体となって早期全線開業を実現することを目的に当会が発足しました。

設立趣意
昭和48年の整備計画決定から50年以上、20世紀の終わりのルート見直し論議に20年以上も振り回され、2016年に与党プロジェクトチームの最終決定を得たにも関わらず、未だにその槌音が響かないどころか認可着工にすら至っていない。
この間若狭住民はじっと耐え、希望をつなぎ、夢を見ながら、この事実を心から憂い、認可を待ち望んでいる。
がしかし、取り巻く状況は予断を許さない。
これを乗り越え、若狭住民の決して諦めない固い意志を明確に示すため当会を設立する。
組織
【役員】
会 長:井田浩志 (小浜商工会議所 会頭)
副会長:池田源三 (わかさ東商工会 会長)
副会長:荒木和之 (おおい町商工会 会長)
副会長:平田寛明 (高浜町商工会 会長)
幹事長:桂田定樹 (小浜商工会議所 新幹線対策委員長)
幹 事:山本治和 (一般社団法人若狭地区建設業会 会長)
幹 事:坂下憲治 (福井県農業協同組合 理事)
幹 事:浦谷俊晴 (小浜市業業協同組合 組合長)
幹 事:小谷康弘 (れいなん森林組合 組合長)
幹 事:松崎晃治 (小浜ライオンズクラブ 代表)
幹 事:児玉久佳 (一般社団法人若狭青年会議所 理事長)
幹 事:上野山達也 (一般社団法人三方五湖青年会議所 理事長)
幹 事:杉谷将典 (小浜商工会議所青年部 会長)
幹 事:岸野美由紀 (小浜商工会議所女性会 会長)
幹 事:水江大地 (北陸新幹線小浜・京都ルート未来若手プロジェクト 代表)
幹 事:藤原清次 (一般社団法人若狭おばま観光協会 会長)
幹 事:廣瀬信一 (一般社団法人若狭美浜観光協会 会長)
幹 事:竹越 聡 (一般社団法人若狭三方五湖観光協会 会長)
幹 事:萩原 功 (一般社団法人おおい町観光協会 会長)
幹 事:村宮嘉彦 (一般社団法人若狭高浜観光協会 会長)
幹 事:奥東久雄 (小浜商工会議所 専務理事)
役員に関しては増員する場合があります
【会員】
当会の趣旨・目的に賛同する企業、団体、個人(居住・立地地域に制限なし)
【顧問】
特別顧問:杉本 達治 福井県知事
顧問:杉本 和範 小浜市長
顧問:戸嶋 秀樹 美浜町長
顧問:野瀬 豊 高浜町長
顧問:中塚 寛 おおい町長
顧問:渡辺 英朗 若狭町長
顧問:西本 正俊 福井県議会議員
顧問:田中 宏典 福井県議会議員
顧問:小堀 友廣 福井県議会議員
顧問:松崎 雄城 福井県議会議員
顧問:藤田 靖人 小浜市議会議長
顧問:川畑 忠之 美浜町議会議長
顧問:磯部 武史 高浜町議会議長
顧問:細川 正博 おおい町議会議長
顧問:熊谷 勘信 若狭町議会議長
事業計画
1.会員組織の強化
法人、団体に加え個人会員の加入を促進し当会の組織率を高める。
2.研修会の開催
これまでの経緯、先人の思い、整備計画全体のこと、取り巻く現状など正確な情報をもとに研修を重ね広く知識を深める。
3.講演会・シンポジウム等の開催
整備新幹線に関する有識者、リダンダンシーの権威、与党PT委員、機構 などから専門家を招き講演会、シンポジウム等を実施し機運醸成を図る。
4.情報収集と発信
ホームぺージやSNSを駆使し、当会の活動予定や事業実績を周知する。また、北陸新幹線に関する楽曲の作成や、一般住民の理解促進を図るための仕掛けについて検討し実践する。
5.中央要望の実施
一日も早い認可・着工を実現するため、関係機関や団体と連携しながら7月下旬から8月上旬と11月中旬から12月初旬にかけて、最低2回の中央要望を行う。また、中央要望の実施にあたっては署名活動も念頭に置く。
6.関係機関・団体等との連携
行政をはじめ当会と目的を一にする関係機関・団体との連絡調整を密にし、効果的な事業実施に繋げるため、積極的に連携を図る。
7.その他目的達成に必要な事項
入会案内(とくに個人会員を募集しています)
私たちと一緒に先人が見た夢を実現しませんか?
またしても苦境に立つ、若狭を貫く新幹線を応援しませんか?
今こそみなさんの力を結集する時です。 あなたのお力を貸してください。
みなさんのご参加を心からお待ちしております。
なお、当会の事業案内や報告はこのページのほか、メールで行いますので、ご入会の際にはメールアドレスのご記入をお願いいたします。
◼️入会方法:次のいずれかよりお申し込みください。
方法1:小浜商工会議所(0770-52-1040)柿本まで入会希望の旨お電話ください。
方法2: 小浜商工会議所へメールください。
メールに「氏名」「ご住所」「携帯番号」「E-mail」をご記入ください。
方法3: 入会フォームよりご入会ください。
方法4: 氏名、ご住所、携帯番号、メールアドレスを下記に記載し、ご提出ください。
◼️会 費:無料
◼️出席義務:ありません(ご入会の意思表示だけお示しください)
もちろん、積極的にご参加くださるのは大歓迎です。
事業のご案内を逐次送りますのでご興味があればご参加ください。
◼️入会資格:若狭を通る新幹線の実現にご賛同いただける方。
若狭に居住の有無は問いません。出身の有無も問いません。
お子さま、学生、お年寄り、どなたでも結構です。
できましたらご家族、ご親族、ご友人でお誘い合わせ、ご参加ください。
苦難の歴史について知る
若狭は今まで50年有余の苦難の道を歩んできました。
一度ならず二度三度までも、
踏み躙られ、蹴飛ばされ、唾を吐きかけられても、じっと耐えてきました。
苦難の歴史をご紹介します。
北陸新幹線は昭和48年に整備計画決定をみました。
その後すぐ、オイルショック、国鉄民営化で計画凍結となりました。
やがて1990年代に入り、凍結は解禁となり、全国の整備計画立地自治体が色めき立ちました。
整備新幹線というのは、毎年決まった国家予算を九州、北海道東北、北陸の整備計画路線が分捕り合戦を繰り広げます。
が、運がないことに、この時期、福井県の政治家が世代交代をしたばかりで、
さらに近隣県の政治家が伸び盛りの時期と重なりました。
金沢までの工事認可着工を制し、返す刀で北陸を全線開通させろ。
安価で整備ができる米原へ繋げ、との大号令が下りました。
時は1990年代前半、一気に米原の風が吹き始めました。
若狭にとっては寝耳に水です。
えっ?辛抱してれば新幹線が来るんじゃないの?
日本全国どこの新幹線も同じじゃなかったの?
なんで若狭だけが狙い撃ちにされるの?
そして苦難の歴史が始まりました。
事あるごとに「米原」「若狭は風前の灯」「米原が当然」「若狭には諦めてもらう」「米原がみんなの意見」新聞紙上に踊りました。
若狭の心ある人たちは、力を合わせてこの難局に立ち向かいました。
要人の発言には直接抗議の手紙を書きました。
偏向報道の新聞記事には新聞の読者欄投稿で抵抗しました。
狙いすまして大枚をはたいて新聞刷り込み広告を打ちました。
政治の場で、経済の場で、地元で、中央で、
信念がある人たちが鉄壁のスクラムを組んでいつ果てるともないゲリラ戦を戦いました。
相手は圧倒的。まさに四面楚歌、孤立無援。
未来の子供達、未来の若狭のために、必死になっていつ果てるともわからない戦に耐えました。
予想外の若狭の抵抗と硬直した事態に、戸惑う世論。
とうとう「ルートの議論に触れないでくれ。」とのお願いが出ました。
金沢から敦賀までの認可を得るまでは、敦賀以西がもめているという印象はご法度だというご判断です。
敦賀まで決まるまでは何も言うな、とのこと。
弁慶と義経の「勧進帳」の時代です。
2007年から2012年までの5年間。屈辱のだんまりの時期に入りました。
やがて、少しづつ風が変わって来ました。
2012年金沢敦賀間の事業認可。
2015年金沢開業。
金沢開業効果で全国的に新幹線計画への追い風が強まりました。
北陸新幹線にとって喉に刺さったトゲのような敦賀以西の議論がいよいよ俎上に載ってきました。
同時にルート問題の議論が解禁され、与党整備新幹線プロジェクトチームでの敦賀以西の議論が始まりました。
待ってましたとばかりに若狭では期成同盟会総会、期成同盟会総決起大会、シンポジウムをやりまくりました。
議論の途中「京都経由のルート」が浮上しました。
京都ルートを聞いてJRが賛同を表明し、
これで一気に流れが加速しました。
ごうごうとした大きな流れに棹さして必死に耐えてきたが、その大きな流れが突然逆流を始めた。
みんな同じ方向を向いて走り出しました。
そして、2016年の12月20日、与党プロジェクトチームの結論「小浜京都ルート」が出ました。
諦めなくてよかった、本当によかった…。
と、ここまでが2016年の話。
話はこれで終わらなかった。
2020年代に入り、若狭に三たび試練が訪れます…。
北陸新幹線について
北陸新幹線は整備新幹線のひとつです。
東京と大阪のバイパス機能として整備されます。
東京都を起点として、長野市付近、富山市付近、小浜市付近を経て大阪市へ至る路線です。
若狭の半世紀にわたる夢です。
詳しくは下記のリンクをご覧ください
小浜・京都ルートについて
2016年に与党整備新幹線プロジェクトチームによって決定された正式ルートです。
正式なルートですのでこれ以外にはルートはありません。
若狭の半世紀にわたる夢です。
小浜京都ルートにつきましては、国土交通省鉄道局 (独)鉄道・運輸機構による、
「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)に関する ご説明資料集 令和6年12月」をご参照ください。
12ページ「北陸新幹線(敦賀・新大阪間)の現状について」以降にその記載があります。
お世話になっているみなさんへのリンク
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